活動の4分の1報告
モロッコでの活動の4分の1が終わった。
ここで4分の1の活動の振り返り。
カルメットに到着した日、なんと配属先の村長がおらず、そのお兄さんの家でとりあえず泊まることになった私。(私の家はまだ工事中だった。)
夕方にJICAの調整員とさよならし、さぁ、これからこの村で!と意気込んでいたところ、村長があらわれ、そのままメクネスの高級住宅街へと連れて行かれる。
そのまま村長の家(高級住宅街の中に村長は住んでいる)で1週間程ホームステイすることに。
そこで村長が私に言ったこと
「ゆりこは何がしたいのだ?」と。
そんな唐突に言われても、まだ村に数時間しかいてないのでわからないねんけど・・・
と思いながら、
「とりあえず、青年の家でパソコン教室します」と、本当はやりたくもないのに答えてしまった私。
村長から、村の色々を教えてもらう。
たとえば、
女性組織や水組織、蜂蜜の組織などいろんな組織があること。
道の駅があること。
村でのホームステイ計画が進んでいること。
そして、青年の家があること。
など。(後々、女性組織は名ばかりであること、道の駅は使われず放置されていること、青年の家も今まで一度も使っていないことが判明。)
わぁ、いろいろおもしろそうなことができそう!とわくわくしながら、話を聞いていた。
一週間後にカルメットの組織の責任者たちとミーティングを開いてくれた。
でも、フランス語もアラビア語もいまいち理解できず。
とりあえず女性組織の人と何かをしてみては、ということだったので、それからその女性組織の人のとこに通ってみたけど、いまいち反応薄い。
家に言っても、仕事の話になかなかならず、私はただのお客さんになってしまう。
9月から青年の家でパソコン教室を始めることに。(パソコンを見ると子供が興奮しすぎで暴れまくり、授業がなりたたないためいったん中止となっている。)
その後、ロトフィ、オマール、ムスタファという頼もしい青年たちが子供たちを教えてくれていたけど、みんな村を去ってしまった。村の小学校の先生が一人来てくれるって話しになったのに、現れず。
その後、2ヶ月近く私一人。
子供たちは来るけど、悪さばっかりして、なかなかうまいこといかない。
青年の家に働きに来たんじゃないのに、と青年の家に行きたくなくなった時期もあった。
そんな毎日が続いたけど、やっと、やっと、やーっと、一番来てほしかった村在住の中学校の先生が協力してくれることになり、青年の家に来てくれた。
子供たちも大喜び。
今は私は英語を教えたり、歌を教えたりしている。たまに折り紙とか。
女性との活動は10月に組織の責任者(カサブランカ在住)と会ったものの特に具体的な議論にはならず。
それを村長と話したところ、とりあえず組織はおいといて女性たちが何をしたいのか調査しよう、ということになる。(現在進行中)
その答えをもとに、村長と私でプロジェクトを上げ、資金を探すことにしよう、と。
出てくる答えは刺繍、羊、うさぎ、牛、などが多かった。
それを村長に言ったところ、
「刺繍は売るとこがないし、古臭い。うさぎならプロジェクトあげればわりと簡単にできる」と言われる。
それなら、はじめから「うさぎしたい人~」ってアンケートしたらよかったやん、と思いながらも、羊や牛がしたいといった女性のところへもう一度行き、
「とりあえず、うさぎをしませんか?」
と言って回る。(向かいのナジェットと一緒に)
ほとんどの女性からOKがでて、よし、これで何か出来るかも、と村長のもとへ行ったところ、
「で、うさぎするって誰がプロジェクトあげるんや?」
と。
あれ、私と村長であげるって言ってなかった?と思いながら話を聞いていると、プロジェクトをあげるためには、個人であげるのはできなくて、組織か協同組合の名前であげないといけないらしい。
今あるのは女性組織のみ。
でも、女性たちは女性組織の責任者とは仕事したくないと私に言ってきてた。
私も女性組織との活動がうまくいかないから、組織とは別で何かをしようと思って調査をしてるのだと思ってた。
そういうことを村長に言うと
「それなら新しい組織か協同組合をつくらなあかん。」と。
プロジェクトをあげるために何が必要なのか、組織とは何か、協同組合とは何かということを、私自身が全く理解していなかったことに気づき、一瞬凹む。
でも、調査の最中に「女性組織の長とは仕事したくないけど、ゆりことなら仕事してみたい」という女性がたくさんいた。
そういう女性たち(かなりわがままだけど)を裏切りたくない。
女性たちは家から出てきたがらないけど、チャンスがあれば何かしたいと思ってる様子。
うさぎやら羊をもらえると勘違いして、アンケート用紙に「羊4頭」とか書いてきた女性もいたけど、とりあえずここの女性たちと何かしようではないか。
ということで、現在、協同組合を新たにつくる方向ですすむことに。
でも、協同組合とはなんぞや、ということを女性たちと共有しないといけない。(私自身もあまり理解してなかったし、村の女性たちの中にもあまり理解していない人がいる様子。)
メクネスにある「組織作りのセンター」の人を村に呼んで説明してもらおう、という話だけど、そのためにはその講義に参加できるおおよその人数が必要らしい。。。
ということで、また女性たちのとこに行って回って「こういうことになったので、センターの人が来たら、講義に参加してくれますか」と聞いて回らないといけないことになりました。
何回女性たちの家を回ったら気が済むんだろう。
ま、でも何かすることがある方がいい。
女性たちの家を回るときはナジェットに頼りっぱなし。
女性たちと話しをするのはナジェット。一番しんどいのはナジェット。
プライベートから仕事までお世話になります。
ただ、重大な問題がまだ残ってます。
青年の家でお世話になっていて、女性たちとの活動も手伝ってくれるといってくれていて、おそらく新しくできる協同組合の中心的存在となる村在住の中学校の先生ジュマアは村長をとても嫌っている。村長の仕事は自分のお金儲けのためで本当に女性たちのためになってない、と思っている。(実際はどうなのか私にはわからない。)一緒に仕事をしたくないらしい。
でも、女性たちの活動がスムーズに行くためには村長もジュマアもみーんないたほうがいい。
ここをどうするか、まだまだ頭を悩ませているのでした。
後1年半でどうなるのか分からないけど、とりあえず頑張ってみようと思うのでした。
ちゃんちゃん。
それではよいお年を・・・
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