« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

2009年10月20日~22日 アトラスの山奥隊員の任地へ

モロッコは都市部と村落部の格差が大きい。

それに伴い、モロッコに派遣されている隊員の生活環境もかなり格差があります。

家賃10万円近い豪邸に住んでいる都会隊員もいれば、
毎朝水汲みをしなければいけない村落隊員もいます。

首都の便利な所に住んでいる隊員もいれば、
山奥に住んでいて、いつ来るか分からないミニバスを待って、そのミニバスに揺られて3時間かけてやっと野菜が買える町に着くという隊員もいます。

そんな山奥隊員の任地へ行ってまいりました。

行く途中で、すれ違いの車が故障してて、みんなで押したりしたり。

P1050075

山奥なのでもう肌寒い。

昨日までエルフードという砂漠の町にいたので、その温度差にもビックリ。

一番山奥にすんでいる隊員は、服飾隊員。
服飾なだけあって、彼女の家は、かわいいオベルジュのように飾り付けがされていて。
壁も自分でペンキ塗りなおしてかわいい色にしておりました。

でも、本当に周りから閉ざされた地域。
山奥だけど、一応町なので、お店やカフェはあります。
だけど、簡単に町から出れないし、出たら簡単に帰ってこれないという状況。
いやぁ、、、大変。

活動にいる材料を買いに行くのも一苦労。

移動や生活環境が大変すぎるから、後任はもう入らないのだそう。

でも、こうやって外から人があまり入ってこない、外に簡単に行けない、こういう地域の人こそ、外からの刺激を欲しているはず。

そういうところにボランティアを入れるのを諦めて、比較的生活しやすいところにボランティアを入れるっていうのは、格差をどんどん広げているような気もします。

うーーーん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月17日~19日 なつめやし祭り

エルフードという砂漠近くの町で、毎年、なつめやしの収穫を祝うお祭り、その名も「なつめやし祭り」があります。

P1050049

その祭りにJICAも参加しており、ものづくり隊員(手工芸、服飾、村落などでものづくりに関わっている隊員をこう呼んでいます。)は、自分たちが関わっている商品をJICAブースで売ることができる。

ということで、私もはるばるカルメットから刺繍を持って参戦してきました。

JICAブースはこんなかんじ。↓

P1050058 

本当は、女性たちと行きたかったし行くべきなんだけど、とっても遠いし、今女性たちは2000枚オーダーで忙しいし、私は若干暇やし・・・

ということで、今回は一人で。

売れ行きは・・・・いまいち。

ヨーロピアンの旅行客とモロッコ人ジャーナリストにちょっと売れただけ。

やっぱり一般モロカンは買いませんねぇ。

ま、もともと一般モロッコ人を対象にした商品ではないのでいいのですが。

それはそうと、私たちは、動物園の動物のように人々の注目の的となっておりました。

こんな小さな町にこんなけ日本人が集まってたらそら目立つわな。

しっかし、一日中暑い中、外にいたのでかなり疲れた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月14日~15日 刺繍2000枚オーダーの行方

みなさま覚えていらっしゃるでしょうか。

日本から刺繍のオーダーを2000枚ほどいただいた、という事を。

その注文をしてくれた人が、なんと村まで来てくれました。

前々から、この日かこの日に来るから村にいててね、と女性たちに言っておいたのに。

言っておいたのに。。。

その前日の夜

「おばさんが病気になって病院に行かなあかんくて、村にいない」

と、ブニムラーズの女性組織の責任者。

「なにー!?あんた、約束したやん。彼女は日本からお金と時間をかけてはるばるあなたに会いに来たんやで。おばさんは心配やけど、そうは簡単にキャンセルできひん約束やねんで、分かってる?」

「でも、、、もじもじもじもじもじ」

「ほな、他のメンバーの○○さんのとこに行かせてもらうよ。ちゃんと言付けしてるんでしょーねー!?」

「なんで○○さんのとこに行くの?あの人は関係ない。刺繍してへんし。」(逆切れ気味)

「ほなどうしたらいいの?彼女はもうモロッコについてて、明日かあさってしか予定あいてないなんで」

「わかった、じゃ、あさってには家にいるようにする。」

「絶対やで。約束やで。おらんかったら大問題やで!」

と、こんなやりとりがありました。

かたや、カルメットのナジェット一家は

「明日来るって言ってたけど、昼ごはんは一緒に食べれるのか?夕飯も食べるのか?とまっていくのか?」

という電話をよこしてきた。

なんでこうも違うの~

と、ナジェット一家の株が俄然上がったのでした。

で、刺繍の進み具合は、、、

カルメット(ナジェット一家)

締め切りを一ヶ月遅らしてもらった。

ブニムラーズ

こちらのオーダーは締め切りは絶対遅らせない。

ということで、少しカルメットに回すことに。

どちらも、ハラハラな感じですが、村まで来てくれて、かなり締め切りのことを言ったので、みんな頑張るはず。

でも、なんとかなりそうでちょっとホッとした。

ブニムラーズの女性組織の責任者もちゃんと村に帰ってきたし、ことの重大さが身にしみたことでしょう。

さ、みんな頑張って刺繍だーーー!!(でも、私は暇)

P1050030

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月13日(月)ガボンより来客。

村落の同期が任国外でモロッコへ。

彼の任国はガボン。

みなさん、ガボンという国がどこにあるか分かるでしょうか?

この国は石油のおかげでアフリカで3番目に金持ちな国だそうな。
でも、利益は上の一部の人にしか行かず、街なんかはモロッコと比べ物にならないほど小さいそう。

そんな彼との待ち合わせは、


メクネスのマクドナルド!


マクドナルドで待ち合わせなんて、先進国~!
私も久々のマクドナルドを食しました。
(日本よりかなり小さくてがっかり。。。)

久々に会った彼は、焼けていました。
少し太ったね、と言ったら凹んでました。(人のこと言われへんけどね・・・)

彼は、メクネスの都会っぷりに驚きを隠せなかった様子。
でも、これがモロッコと思ったら大間違いですよーー。

その後、メクネスの観光スポットをさらっと観光。

夜はメクネスのシニア隊員の豪邸でディナー。
染め職人さんが作るディナーはどれもこれもおいしい。
何でもできる人って本当に何でもできるんやな、と思う今日この頃。

次の日は、はりきってカルメットへ!

青年の家に一緒に来てもらい、子供達と遊んでもらいました。
ガボンからはるばる手作り竹トンボを持ってきてくれていて。
子供達も大はしゃぎ。

Img_3219_2

竹トンボが一本なくなってしまうという悲しい出来事もありましたが、みんな楽しんでくれたようで良かった。
ガボンから竹トンボを持ってきてくれて、子供たちと遊んでくれた彼に大感謝☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月12日(日) フェルト講座@カルメット

協力隊にはいろんな職種があります。

そんな協力隊に応募する人はそれぞれ色々な知識や技術を持っている。

私は、これといった知識や技術は持ち合わせていないので、それらを持っている人を村に呼ぶことを意識してやっている。

今回は、なんと染め職人の手工芸隊員が村に来てくれることになった!

そして、染め職人だけど、なぜかフェルト講座。

まぁ、そんな細かいことはおいておいて。

彼は何でもできるということなのです。

その染め職人さんは任地の女性たちとフェルトでステキなアクセサリーやバブーシュを作って売っています。

でも、12月で帰国。

後任が入らないから、跡継ぎを探しているそうな。

私の集落で跡継ぎできるならやってみたい!

ということで、染め職人さんによる夢のフェルト講座が開催されました。

集まったのは、カルメットから6人、ブニムラーズから4人の計10人。

講師は男性だったのにも関わらず、みんな打ち解けて楽しく学んでいた様子。

今回は、羊毛で玉作りをした後、小さいベビーブーツを作りました。

こんなに簡単にできるなんて!

ほとんど材料費いらんやーーーん。

女性たちも気に入った様子。

これを期に、刺繍ができない人にも何か現金収入につながるものができたらいいなーと思うのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月9日(金) 向こうの山の集落へ進出

6月の選挙の後、カルメット・ベン・サレム村役場は隣のワリリ村役場に吸収されました。

ということで、私の配属先もワリリ村役場になったわけ。

新しく議員さんも変わり、今年から女性議員が誕生した。

一人はおなじみの、ジュマア・マモン。

もう一人は、向こうの山の集落在住の女性、カリマ。

彼女たちは女性たちのニーズを把握してそれに答えていくということを目標としている。

ということで、私も含め、3人でせっせと全女性対象にアンケート。

女性はたっくさんいるわけで、ほんまにするんかいな、おもっていたけど、コツコツとやる様子。

私は、カリマと一緒に向こうの山の集落へ行った。

初めての集落。

カルメットが都会に感じるほど、かなり小さい集落たち。

4軒くらいで一つの集落だったり。

山に無理やり建てたような家々。

道はなくて、獣道があるのみ。

P1050020 

これが道。(映っているのは、一緒にいったカリマさん)

家は見えませんが、一応集落の中なのです。
雨が降ったら歩けたもんじゃないやろうな。

近所が遠すぎて、カルメットみたいに近所づきあいなさそうやな。

とか、色々思ったのでした。

アンケート結果は、みんな手工芸系を習いたい様子。

家畜系をしたいという人もちらほら。

そして、識字教育はほとんどの女性がしたいと。

ふむふむ。

夜は、カリマの家に泊まらせてもらった。

かなりお客さん待遇。

着くなり、大量のお菓子とかパンとかで歓迎。

夜は鳥一匹丸焼き。

結婚式みたいやーん。

でも、居心地のよい家族だったから、また来ようと思った。

しかし、ここの集落からの景色はかんなりきれい。

自慢のマイテラスからの景色、惨敗!

P1050022

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラマダン明けて、始動!

ラマダン明け前後に日本から友達が来ておりました。

村にも来てくれ、砂漠にも一緒に行き、日本からのお土産物の品々に感動し、とっても楽しかったわけです。

そして、その後、南の方の山奥を旅行してました。
雨に打たれ、家畜車に乗ったり、いろいろな体験をさせていただきました。

帰ってきたら、大家のお姉さんが亡くなっていて。
その方には小学生の足に障害をもった一人娘さんがいて、旦那さんには第二の妻がいて、、その娘さんの今後がちょっと心配。

そんな感じで、ながーい夏休みも終わり、10月からやっと活動も始まりかけております。

青年の家では、青年の家の運営方法で議論。
子どもたちからお金を取らないといけないかもしれなく、どうなることやら・・・

新しく始める女性組織との活動は、とりあえず第一回は参加者5名で紙すき。
この紙すきでつくったカードを来年のグリーティングカード用に売って、その収入でさらに組織の活動を活発化させるのがねらいです。
もうカードの受注は来ているらしいのですが、いまいち女性たちは反応が鈍いような。
まぁ、紙すきの工程は結構地味ですからね。

2000枚の刺繍の方は、なんか間に合わないような間に合うような・・・
半信半疑が続きますが、とりあえずせっせと刺繍をしていることは確か。

そんな中、村役場管轄の13の集落のすべての女性たち対象にアンケートを実施することになりました。
村役場の議員さんと一緒に。
6月の選挙で選ばれたその議員さん、7月から始めると言っておきながら、始まったのは10月。
私はお手伝いをするだけなんですが、いつ終わるのでしょうかねぇ。
でも、行ったことのない集落にも行けるのは、楽しみ!

そんなかんじで、ボチボチ動いております。

来週は、お客さんが日本から、ガボンからくる予定。
そして、エルフードのなつめやし祭りにも参加する予定。

楽しみ、楽しみ!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »